大阪在住の料理コラムニスト・山本ゆりさんが次女の誕生日に制作したバースデープレートが、SNSで「かわいい」「テンションあがる」などと大きな注目を集めている。
紙コップと紙皿を重ねて作られたタワーには、子供たちが大好きなフルーツやスイーツが豪華に並べられている。山本さんによれば5分もかからず制作できるうえに、子供たちも大喜びだったと振り返る。
思わず飛び跳ねて大喜びの次女
山本さんは2022年10月19日、ツイッターで「めちゃくちゃ喜ばれたから全力でオススメ」だとして、自作のバースデープレートを公開した。取材に対し、山本さんは「次女の好きなものをいっぱいのせました」と振り返る。
4段の紙皿でできたタワーの最上段には、市販のお菓子をアレンジしたスイーツ。サンド・クッキー「オレオ」の上に、生クリームでハート形のチョコレート「ガーナリップル」を盛り付けた。クリームにはカラースプレーがまかれており、華やかな印象を与えている。
2段目には市販のチョコレート菓子、3段目にはマスカット、4段目にはポテトチップスなどのスナック菓子を盛り付けた。
山本さんの次女は今年、7歳になったという。プレートを発見した際は大興奮だったそうだ。
「何も言わずにそっと置いておいたら、遊びから戻ってきて発見して『きゃー』と飛び跳ねて喜び、さっそく『今1個食べていい??』とつまんでました。そのあと遊んでた友達を連れてきて『どれでも食べていいで!!』と勧めて、前を通るたびに色々つまんで楽しんでました」
制作のきっかけは、昨年の次女の誕生日に思い付きで2枚の紙皿と紙コップを重ねてみたことだったという。その時にとても喜ばれたことから、今年はもっと大きくてしっかりした紙皿を用いることで、段数を増やしたそうだ。
「一気にパーティー感出ていいな!!」
山本さんの投稿は11月1日現在までに、1万5000件を超えるリツイート、9万1000件を超える「いいね」が寄せられる大きな反響を呼んだ。ツイッターユーザーからは真似したいといった声も寄せられている。
「アイデア凄い可愛いし簡単そうだし子ども喜びそうだし最高」
「すごーい!!これ今年のクリスマスで使おうかな!!一気にパーティー感出ていいな!!」
「我が家大人しかいないけどこれで軽率にアフタヌーンティー開催したい」
こうした反響の大きさには、山本さんはもちろん次女も喜んだそうだ。
「こんなに反響頂けるなんて思わなかったのでびっくりしましたし、真似したいといって頂けて嬉しかったです。そして普段Twitterというものを知らない次女に教えたら、『えー!!すごいな!めっちゃ嬉しい!』と大喜びしていたので載せて良かったなと思いました」
山本さんによれば、バースデープレートは紙皿と紙コップの接地面4か所をマスキングテープで簡易的に止めたもので、手軽に作れるという。一方で強度が足りず、持ち運んだ際に上2段が崩れ、お菓子が零れ落ちてしまうトラブルもあったそうだ。
「今度はもっとしっかりしたテープでガチガチに止めつつ、コメントで『一番下を普通のお皿にすれば安定する』とか『上から穴をあけて紐を通せば』などアドバイス頂いたので、参考にしたいです」
SNSで話題になったことで、多くの人々からアドバイス等を受け取りありがたく感じたそうだ。
次女の誕生日、去年に引き続き紙コップと紙皿重ねてテープでペッと留めただけのタワーにお菓子とかブワァ乗せたらそれはもうめちゃくちゃ喜ばれたから全力でオススメ。土台5分かからんのに手の込んだケーキ作った時より喜ばれた。 pic.twitter.com/wGQVUFEV5W
— 山本ゆり(syunkon レンジは600W) (@syunkon0507) October 19, 2022