BreakingDownは「格闘技ごっこ」 朝倉未来の「後輩」ファイターが苦言...「キャストが幼稚園児ですか?」

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   総合格闘家の山本聖悟さんが2022年11月2日から3日にかけ、格闘家の朝倉未来さんがスペシャルアドバイザーを務める格闘技イベント「BreakingDown」を批判するツイートを繰り返した。

   山本さんは朝倉さんと旧知の仲。過去のツイートでは、朝倉さんの言葉をきっかけに格闘技の道を歩み始めたとしており、今回の投稿でも「俺が誰よりも最初の朝倉信者」と表明していたが、BreakingDownの方針には疑問を抱いているようだ。

  • 朝倉未来(写真:Motoo Naka/アフロ)
    朝倉未来(写真:Motoo Naka/アフロ)
  • 朝倉未来と山本聖悟のツーショット(山本のインスタグラム@seigo.yamamoto)より
    朝倉未来と山本聖悟のツーショット(山本のインスタグラム@seigo.yamamoto)より
  • 朝倉未来(写真:Motoo Naka/アフロ)
  • 朝倉未来と山本聖悟のツーショット(山本のインスタグラム@seigo.yamamoto)より

「これが格闘技だとは言ってほしくない」

   山本さんは、BreakingDown6に思うところがあるとして、前日記者会見が行われた2日に「未来くん先輩ですが言わせて下さい」とツイートした。

   この会見では、「会津の喧嘩屋」の異名を持つ久保田覚さんが、対戦相手で元プロボクサーのアドリブまさお選手をパイプ椅子で殴り負傷させる流血トラブルがあり、試合が中止となっていた。

   山本さんは、BreakingDownの人気は理解できるとして「心からリスペクトしてます」とするも、「だけど、キャストが幼稚園児ですか? 僕たちは地下格(闘技)、アウトサイダーから格闘技に行きましたがアウトサイダーでも3分2RしっかりしたMMAでした」と選手らに対し苦言を呈した。

「実際このコンテンツが気になって見ているのは自分もそうだし事実です でも幼稚園児のようにすぐに怒るキャストにこれが格闘技だとは言ってほしくない 練習してる人が出るのも違うし 区別がつかなくなる それなら素人同士の喧嘩でいいです 僕も結果残せてるファイターじゃないけど久保田見て残念だった」

「格闘技ごっこをしてほしくない」

   朝倉さんと近い立場での発信について、山本さんは「怖いですよ、ビクビクしてます 恐怖が10代の頃からありますし」と吐露する。

   大会について「ブレイキングダウンが人気を生んで素晴らしいことも事実です」「あのやり方が注目を浴びるのも理解してます」とするも「でもだったら素人の喧嘩として殴り合いをさせて、それを格闘技と言わないでほしい 格闘家はこれに懸けてきた時間も熱量も違うんだ」と譲れないものがあると主張した。

   「格闘技ごっこをしてほしくないのと格闘技が好きなら、公式記録に残るルールで格闘家達だけの団体で煽り合いや過激な会見があるのをプロデュースしてほしいです。それで盛り上げてほしかった」との胸中を明かしている。

   「ブレイキングダウンのこと馬鹿にしないでください!」と山本さんを批判する声には、「大丈夫だよ 朝倉兄弟が所詮アウトサイダーだとか見下されたり散々言われてた時からおれはずっと強いのを知ってたし、俺が誰よりも最初の朝倉信者だよ」とした。

「俺が背中を追っていた未来くんは違う」

   格闘家の芦澤竜誠さんがツイッターで、朝倉さんとのコラボを望んでいないなどと批判を展開するも、朝倉さんが「君弱いじゃん」とリプライで一蹴した件についても、山本さんは芦澤さんを支持した。

   朝倉さんの返信に「まだ弱いから もっと上を見てるから 今強くなる為に 辛い事やりたくない事も日々頑張って 皆んなを見返そうとしている 文句ある?」とした芦澤さんに、山本さんは「マジでこれは竜誠が正しいから」とのリプライを送っている。

「未来くんと(弟の朝倉)海くんが何年か前に世間からアウトサイダーだからって見下されて弱いとか所詮はアマとか散々言われて、俺は仲間が言われるのがすげー腹立って本人達よりも怒ってたけど、 今それです 仲間が言われて凄い嫌な気持ち 例え事実だとしても1人1人力量違うし 人の努力にその一言は残念で悔しい」

   山本さんにエールを送るファンのコメントには、「俺が背中を追っていた未来くんは違う 僕は僕の道があって派手じゃなくても目立たなくても頑張ります!」としている。

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