藤井風、カバー歌唱での「Nワード」使用を謝罪 海外ファンから抗議...原曲通りも「私の無知が招いた過ち」

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   シンガーソングライターの藤井風さんが2022年11月2日、歌詞に差別用語を含む曲をカバーした過去の歌唱動画が一部で問題視された件について、「気分を害された方々には大変申し訳なく思っています」とツイッターで謝罪した。

   動画は4年前にYouTubeで公開されたもので、2日夕までに非公開となっている。藤井さんは「決して誰かを不快にさせるつもりはありませんでした」などと伝えている。

  • 藤井風さんのインスタグラム(@fujiikaze)より
    藤井風さんのインスタグラム(@fujiikaze)より
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「言葉の背景を知らなかった自分が恥ずかしい」

   藤井さんは2020年に1stアルバム「HELP EVER HURT NEVER」をリリースする以前から、YouTubeで多数のカバー歌唱動画を公開してきたこともあり、国内外で広く人気を博している。

   物議を醸したのは18年に公開された動画だ。日本の音楽ユニット「m-flo」の楽曲をベースに、ラッパーのニッキー・ミナージュさんらの洋楽3曲をマッシュアップしたものを、藤井さんが歌っていた。

   22年11月1日ごろから海外ファンの間で、「Nワード」と呼ばれる人種差別的な言葉を含む歌詞を、藤井さんがそのまま歌っていることを問題視する声がツイッターであがった。

   このような状況を受け、藤井さんは1日、英語で次のような内容をツイートして詫びた。

「私の無知が招いた過ちについて深くお詫び申し上げます。決して誰かを不快にさせるつもりはありませんでした。もう二度としません。これからも学び続けたいと思います。愛しています」

   2日の投稿でも英語で「今回の謝罪は、2018年の私のカバー動画に関連したものです」とし、下記のように補足した。

「曲の歌詞の中に、私が決して使ってはいけない言葉があります。その言葉の背景を知らなかった自分が恥ずかしく、気分を害された方々には大変申し訳なく思っています。弁解の余地はありません」

   また先の投稿の内容が明確ではなく、混乱を招いたとも反省と謝罪を重ねている。

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