栗山監督、暴力で資格停止の韓国選手に「復帰の機会を」 現地メディア、中田翔も引き合いに報道

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   韓国スポーツメディア「スポーツ朝鮮」(WEB版)は2022年11月1日、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の栗山英樹監督(61)の特集記事を公開した。栗山監督は10月24日、25日に韓国で行われた韓国プロ野球プレーオフ、キウム・ヒーローズ対LGツインズ戦を視察した。

  • 栗山監督(写真:Rodrigo Reyes Marin/アフロ)
    栗山監督(写真:Rodrigo Reyes Marin/アフロ)
  • 栗山監督(写真:Rodrigo Reyes Marin/アフロ)

「若者が野球を通じて世界に羽ばたくことを望んでいます」

   栗山監督の訪韓は現地メディアに取り上げられ、複数のメディアが特集記事を組んだ。現地メディアによると、栗山監督は「10年間日本ハムを率いて他国の野球を見る機会がほとんどなかった。現場を見て雰囲気を感じてみたかった」などと訪韓の理由を語った。

   「スポーツ朝鮮」(WEB)が11月1日に公開した記事では、取材した記者が栗山監督とのやりとりを振り返り最も印象に残った言葉を記している。

   同記者が最も印象に残ったのは、栗山監督がキウム・ヒーローズの若きエース安佑鎮(アン・ウジン、23)について言及したものだという。

   記事によると、安は高校時代に野球部のチームメイトに暴力を振るったとして大韓野球ソフトボール協会から資格停止処分を受けた。規定により五輪、アジア大会などの代表入りが認められておらず、WBCは規定対象外となるが代表入りは不透明だという。

   このような背景を記者から説明された栗山監督は「色々な事情があるのは分かっています」とし、「人生には色々なことがありますが、若者が野球を通じて世界に羽ばたくことを望んでいます。簡単ではありますが、彼が大きく成長することを応援します」と語ったという。

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