「一人になると涙が...」「甘い兄でごめんなさい」 酒気帯び運転解雇のJリーガー兄、悲痛な思い吐露

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   サッカーJ2・水戸ホーリーホックのDFタビナス・ジェファーソン選手(24、以下:タビナス)は2022年10月31日にツイッターを更新し、酒気帯び運転によりJ2・いわてグルージャ盛岡を契約解除となった弟のDFタビナス・ポール・ビスマルク選手(20、以下:ビスマルク)について、悲痛な思いを吐露した。

  • タビナス・ジェファーソン選手(写真:アフロ)
    タビナス・ジェファーソン選手(写真:アフロ)
  • 弟のビスマルク選手(写真:西村尚己/アフロスポーツ)
    弟のビスマルク選手(写真:西村尚己/アフロスポーツ)
  • タビナス・ジェファーソン選手(写真:アフロ)
  • 弟のビスマルク選手(写真:西村尚己/アフロスポーツ)

厳しい意見「今は心の中しまっていてほしい」

   いわての発表によると、ビスマルク選手は10月28日夜から飲食店で飲酒を伴う会食をした後、29日早朝に同僚のMF加々美登生選手を車の助手席に乗せて盛岡市内を走行。このとき2人は「運転代行を呼ぶか迷ったものの、近いから大丈夫だろう」と判断していた。車を追尾していた警察官の呼気検査により、ビスマルク選手から基準値を超えるアルコールが検出された。加々美選手は基準値未満だった。クラブは運転していたビスマルク選手を契約解除とし、加々美選手を厳重注意処分とした。

   タビナス選手は31日夜、ツイッターで「ひとりの社会人として言わせてもらいます。彼の取った行動はあまりにも軽率で許されるべき行為ではありません。そして多くの方々に心配とご迷惑をかけたことも事実です。軽い気持ちで取った行動によりJリーガーとしての価値も下げてしまいました。残念で仕方がありません」と弟の行動について言及した。

   今回の出来事に「これまでにないくらいの衝撃とショックを受けた」というタビナス選手は「今でも一人になると涙が出てきます」と明かす。一方で「大きな事故がなく安心しました。きっと神様が大事故になる前に止めてくれたのだと思いました。こうなったのも少なからず兄の僕の責任です」とも伝えた。

   さらに「彼は今とても反省しています。失った信頼を取り返すのは簡単じゃないし、この先たくさんの困難が待ち受けていると思います」と弟の現状も報告。「甘やかすつもりは、ありませんが、兄として全力でサポートします」と伝え、ファンに「最後に僕からのお願いです。厳しい意見もあると思います。でも今は心の中しまっていてほしいです」と呼びかけた。

   最後には「甘い兄でごめんなさい。でも、何があろうと僕たちは大切な家族です。いいことも悪いことも共有しあっています。温かいお言葉をかけてくれて方々には感謝しています。僕自身もっと成長し二度とこのようなことが怒らないように反省します」(原文ママ)と伝えている。

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