「日本最高の対決となるはずだ」
元世界王者の予想も割れた。5人の世界王者が予想し、3人が京口の勝利を予想し残る2人が寺地の勝利を支持した。
元世界3階級制覇のデューク・マッケンジー氏(英国、59)は、「どちらも優れたパワーを持っています。京口は拳四朗が彼にどのようなパンチを放っても全ての答えを持っているはずだ」とし京口の10回TKO勝利を予想した。
元WBC世界バンタム級王者ウェイン・マッカラー氏(米国、52)は「WBA と WBC のベルトを賭けた一戦は日本最高の対決となるはずだ」とし、「僅差判定で京口が勝つと思いますが激しい戦いになるでしょう。年間最高試合の候補になるかもしれない」とハイレベルの試合を期待した。
18年12月に京口と対戦して10回KO負けを喫し王座を失った元WBA世界ライトフライ級スーパー王者ヘッキー・ブドラー(南アフリカ、34)は寺地の判定勝利を予想。「私は京口と戦ったが、彼はとてもうまかった」と振り返り、「彼らはおそらく軽量級で最高の 2 人です。京口は積極性があり、拳四朗はカウンターパンチャー。拳四朗が接戦の判定で勝つと思います」と分析した。
京口は16年のプロデビュー以来負けなしの16勝(11KO)。対する寺地は20戦19勝(11KO)1敗。唯一の敗戦は21年9月に矢吹正道(緑、30)に敗れたもので今年3月の再戦で3回KO勝利を収め王座返り咲きを果たした。