丸善ジュンク堂書店(東京都中央区)が2022年11月1日、運営するMARUZEN&ジュンク堂書店 渋谷店(東京都渋谷区)が、同店が入っている東急百貨店本店の営業終了に伴い、2023年1月末に閉店すると公式サイトなどを通じて発表した。
代替店舗での営業は「候補物件の選定など検討」
2010年に開店したMARUZEN&ジュンク堂書店 渋谷店は、在庫検索などを行えるサイト「honto」で、「年々厳しくなる書店事情のなか、皆様方の温かいご支援あって12年以上にわたり、この場所で営業を続けることができたこと、深く御礼申し上げます」と伝えた。
23年1月末に閉店となるが、「謝恩キャンペーンや各種フェアも実施する予定」だとし、「営業最終日まで変わらぬご愛顧賜りますようお願い申し上げます」と呼びかけている。
また、同店で商品を注文したり、定期購読したりしている利用者には個別で連絡する予定だとし、22年12月30日17時をもって「店舗お受け取りお取り置きサービス」の新規申込受付は終了するとした。
丸善ジュンク堂書店の公式サイトでは「2023年2月以降の代替店舗での営業については候補物件の選定など検討しているところですが、まだ具体的な進展はございません。決まり次第、お知らせいたします」としている。
同店の発表を対し、SNS上では「仕方ないとは言え、寂しいです」「渋谷本屋なくなるじゃん」などの悲しむ声が寄せられている。