ガジェット系動画で人気のYouTubeチャンネル「吉田製作所」を運営する吉田さんが2022年10月26日、1億円をかけて建てたばかりの注文住宅に欠陥が発覚したことを報告した。
3年前からマイホーム建築を進める
3年ほど前からマイホーム建築に向けた準備を進めている吉田さんは9月29日公開の動画で、5月末に工事を開始し「あと2週間もすれば完成する」と伝えていた。
今回「【激怒】1億円マイホームが欠陥住宅!「ガレージに車が入らない家」爆誕www【修正不可能】」と題して公開した動画で吉田さんは、マイホームがついに完成して引き渡されたものの、「致命的な欠陥が発覚しました」と嘆いた。
欠陥箇所はビルトインガレージで、欠陥内容は「段差があまりにもありすぎて車を入れることができない」というもの。そこで、設計・建築を担当したハウスメーカーに問い合わせたところ、「スロープの設置」を解決策として提案されたという。しかし段差は地上から33cmあり、仮にその案を採用するとすれば、「公道に1~2メートルの巨大な特注スロープの設置が必要」としたほか、公道に物を置くことは道路交通法違反に当たる恐れがあるとも指摘。吉田さんは「ぶっちゃけ、舐めてんのかと思いました。車入れる度に毎回、そんなものを置くのか!? あり得ないですよね」と呆れた。
「普通の人だったら死にたくなるレベル」
また吉田さんは、25日に当該ハウスメーカーから2回目の改善提案があったとした上で、「これがマジで酷かったです」「人間ミスはします。やってしまったものはしょうがないと思います。でも、リカバリーが重要。それが終わってる。実はすごく優しい吉田さんもさすがにムカついたよね。直接相手には言いませんけど、ひでえなとぶっちゃけ思ってる」と怒りをぶちまけた。
提案された図面は、やはりスロープの設置を企図したもの。だが、寸法線やコメントが重なって読みにくく、吉田さんが「お前、適当に書いただろって感じます」「雑過ぎる。少なくとも欠陥住宅を売りつけられた客に提出するレベルでは全くありません」と酷評するシロモノだった。図面にはこのほかにも、スロープの入り口に10cmの高さがあり、実際の使用上は道路から曲がりながら入っていくため乗り越えにくいこと、ホイールベースが短く車高が高めで図面上有利という軽自動車のみでしか検討がなされていないことなど問題点が多数見受けられたという。
吉田さんは「このレベルの欠陥住宅なら、役員自ら謝るなど、説明責任を果たせやと正直思います。遠隔操作で現実的でもない悪ふざけな改善案を提示するとか、不誠実にもほどがあります。こんな提案を受けた客、ほぼすべての人が激怒しますよ?普通」と斬り捨て、「まぁ、これ吉田だからこの欠陥、笑い話にできますが、普通の人だったら死にたくなるレベルですからね」と忠告していた。