「普通の人だったら死にたくなるレベル」
また吉田さんは、25日に当該ハウスメーカーから2回目の改善提案があったとした上で、「これがマジで酷かったです」「人間ミスはします。やってしまったものはしょうがないと思います。でも、リカバリーが重要。それが終わってる。実はすごく優しい吉田さんもさすがにムカついたよね。直接相手には言いませんけど、ひでえなとぶっちゃけ思ってる」と怒りをぶちまけた。
提案された図面は、やはりスロープの設置を企図したもの。だが、寸法線やコメントが重なって読みにくく、吉田さんが「お前、適当に書いただろって感じます」「雑過ぎる。少なくとも欠陥住宅を売りつけられた客に提出するレベルでは全くありません」と酷評するシロモノだった。図面にはこのほかにも、スロープの入り口に10cmの高さがあり、実際の使用上は道路から曲がりながら入っていくため乗り越えにくいこと、ホイールベースが短く車高が高めで図面上有利という軽自動車のみでしか検討がなされていないことなど問題点が多数見受けられたという。
吉田さんは「このレベルの欠陥住宅なら、役員自ら謝るなど、説明責任を果たせやと正直思います。遠隔操作で現実的でもない悪ふざけな改善案を提示するとか、不誠実にもほどがあります。こんな提案を受けた客、ほぼすべての人が激怒しますよ?普通」と斬り捨て、「まぁ、これ吉田だからこの欠陥、笑い話にできますが、普通の人だったら死にたくなるレベルですからね」と忠告していた。