ロックミュージシャンの松岡英明さんが2022年10月27日、ライブ前にファンから不参加を報告されることについて、「『行きたいけど行けません』は『できれば』言わないでください」とツイッターで呼びかけた。
「(気分が)凹んじゃう」などと理由を伝える投稿に、ファンらの共感が広がっている。
「気分的に『しょぼん』って凹んじゃう」
松岡さんは27日にツイッターで、ファンに対して、「ライブ前って『一人でも多くの人に見に来て欲しいなー』って思ってるから『行きたいけど行けません』は『できれば』言わないでください」と訴えた。
その後もツイートを連投。ファンの思いを汲み取って有り難いと感じる一方で、次のような心境になると説明した。
「みんな来てくれるかな?ってワクワクしながら準備してる時に沢山の人から『今回は行けません』って報告されると気分的に『しょぼん』って凹んじゃうんだよねー」
ただ、松岡さんとしてもコロナ禍でライブの告知が遅れることが多々あると振り返り、ファンが予定を立てにくい状況だとお詫び。改善に努めると伝えた。
続く投稿では、「よかったら少しだけそんな風に思うものかもなって思いながら推しさん(編注:演者ら)に気を遣ってみてあげて下さいね」などと重ね、
「例えば『今回、行けなくて悔しい思いをしたので次回は(いつか)必ず行きます!』とか言って貰えるのはきっと嬉しいと思います」
とアドバイス。「お互いに楽しめる形を模索したい気持ちで呟きました」「僕ら演者側も決して傲慢にならないよう気をつけないとね」ともいう。
一連の投稿にはツイッターで、「私良く言うから言わないようにしなくちゃ どのアーティストさんでも言われたら嫌だよね」「確かにそうだよなぁ 推しを悲しませる事に繋がってしまう 気をつけなきゃ」「松岡さんありがとう 凄く参考になりました」といった声が寄せられている。
「不安みたいなものが溶けて...」心境に変化
投稿の反響が広がるなか、松岡さんは心境に変化があったともツイートしている。28日の投稿では、先の投稿に至った背景を、
「今の僕は、それがたった一人であっても、人の心を動かして、ライブに行きたい!って思わせるのって本当に難しいし大変なこと、だと痛感してる中で一人ずつでも音楽で心をノックしてライブに来てくれる人を増やしたい なんて思いながら活動してるので」
「『行けません』が積み上がる度に恐怖にも似た感情を抱いちゃってたけど」
と明かし、
「今回のツイートで沢山の温かい反応を頂いて そういう恐怖心や不安みたいなものが溶けて消えて行くような不思議な感覚を味わっています」
と報告。「今はどちらかと言うとファンのみんなに気を遣わせることなく全部受け止めたいキモチ」と伝えている。
ファンのみんなに
— 松岡英明 hideaki matsuoka official (@eveeve_info) October 26, 2022
「できれば」のお願い????????
どのライブでもライブ前って
「一人でも多くの人に
見に来て欲しいなー」って
思ってるから
「行きたいけど行けません」は
「できれば」
言わないでください????
つづく