第2次補正予算は「『いいね!』は押せない『言い値』予算」
その上で次のように話し、「損な役回り」でも追及が必要な理由を説明した。
「印象はいいのかもしれないが、例えば、やっぱり今回山際大臣を辞めさせるだとか、あるいは他の大臣に問題があるということを世に知っていただいて、正しい情報で内閣を見てもらう、政策を監視してもらうという場を作ることも、とても大事だと思っている。その意味では立憲民主党は損な役回りというところもあるかもしれないが、重要な役割を担っていると思う」
泉氏は会見の冒頭、総合経済対策の裏付けとなる22年度第2次補正予算案の総額が、一晩で4兆円も膨らんで一般会計で29.1兆円の規模になったことを指摘し、
「とてつもない膨らみ方をしている。これは、まったくもって中身がないことの証明だと感じる。言い値で予算の総額が決まっているという『「いいね!」は押せない「言い値」予算』だ」
と発言し、記者席からは失笑がもれた。
(J-CASTニュース編集部 工藤博司)