岡田阪神、18年ぶりVのポイントは? 球団OBが指摘する「即優勝」の条件

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   プロ野球阪神の元投手で野球解説者の下柳剛氏(54)が2022年10月25日にユーチューブを更新し、岡田彰布新監督(64)率いる来季の阪神の展望を語った。

   阪神は矢野燿大監督(53)が今季限りで退任し、来季は岡田監督の第2次政権となる。コーチングスタッフは一新され、平田勝男2軍監督(62)がヘッドコーチ、球団テクニカルアドバイザーの和田豊氏(60)が2軍監督に就任した。

  • 阪神・岡田監督(写真:Yonhap/アフロ)
    阪神・岡田監督(写真:Yonhap/アフロ)
  • 阪神・岡田監督(写真:Yonhap/アフロ)

佐藤は「来季本塁打の量が増える」

   動画はファンからの質問に返答する形で収録され、「今の戦力でタイガースは優勝できると思いますか?」との問いに下柳氏は「外国人(打者)2人が当たれば即優勝すると思います」と明言する。チームは18年間優勝から遠ざかっている。

「あまりにもここ数年、外国人が活躍してくれない。それさえ当たれば。何年か前にバンバン点を取った時もサンズとマルテも調子が良くて周りも機能したから1年間通して打ってくれる外国人選手がいてくれたらすぐ優勝すると思います」

   打線の主軸として期待される佐藤輝明(23)についてはさらなる飛躍を期待した。佐藤は今季、143試合に出場して打率.264、20本塁打、84打点、OPS(出塁率+長打率).798をマーク。本塁打こそ昨季の24本から減少したものの、打率、打点、OPSは昨季を上回った。

   下柳氏は「佐藤君も3年目で2年間得たことで工夫もするだろうから。配球とかピッチャーの球筋とかも全部見ているだろうから来年ぐらいからはもう少し(本塁打の)量が増えるんじゃないですかね」と予想した。

   今季、矢野監督は守備を固定せず、佐藤はライト、サードで起用され、大山悠輔(27)はサード、ファースト、レフトの守備をこなした。スポーツ紙などの報道によると、岡田監督は来季、佐藤と大山のポジションを固定する意向を示しており、佐藤をサード、大山をファーストで起用するとみられる。

   下柳氏は「(今季は)いかんせん調子の上がらない選手が多かったから色んな所、色んな選手を試す必要があった。新型コロナがあったから色んなところでテストをしておかなきゃいけなくたったし。打順は動かすとしても守備の固定はしたかっただろうね」と分析し、「(来季は)岡田さんの采配に期待しましょう」と締めくくった。

   岡田監督は24日から甲子園球場で始まった秋季練習で早速選手らの指導に当たり、来季V奪還に向けて始動した。

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