「ワクチンは殺人兵器」代表主張の参政党 勢力拡大に意欲...統一地方選で「494人擁立」表明

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「分かっている者の義務として、国民にきちんと言わなければいけない」

   参政党は、新型コロナワクチンの接種に慎重な立場で知られる。松田学代表は10月12日に新橋駅前で行った街頭演説で、

「努力義務どころか、4歳以下の子どもまで打つって言うんですよ?殺人兵器ですよ!...こんなこと言っちゃいけない。すいません、国政政党になったらね、言っちゃいけない言葉、禁句が出てくる。でも言っちゃいますよ、ナントカ兵器!あれは」

   などと政府の方針を批判。聴衆からは拍手も起きた。今後も「殺人兵器」という単語を使うか問われた松田氏は、「街頭の場ですからね、そういう表現もあるのかもしれません」と釈明。その上で、超党派による議連で、村上康文・東京理科大学名誉教授や井上正康・大阪市立大学名誉教授らからワクチンのリスクの説明があったとして、

「(接種の)リスクについては、ほとんど国民に知られていない。そういうことは、ずいぶん前から議論して分かっていることなので、分かっている者の義務として、国民にきちんと言わなければいけないという思いをますます強くしている」

などと主張した。「殺人兵器」の用語を引き続き使うかは明言せず、ワクチンのリスクについて「きちんと言っておかなければいけない」と主張するにとどめた。

(J-CASTニュース編集部 工藤博司)

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