広島カープから戦力外通告を受けた中田廉投手(32)が2022年10月25日、殺害予告を受けたと明らかにした。
「これ以上、調子乗ったら殺すからな」などと書かれたメッセージが届いたといい、「今までは球団に助けてもらえたんですが、これからは本当に警察に相談する事を検討します」と告げている。
「あまりにも反響が大きく...」
中田投手は08年ドラフト2位でカープに入団し、主にリリーフで活躍。17年は53試合に登板し、優勝に大きく貢献した。22年10月22日に戦力外通告を受けた。
中田投手は25日にツイッターで、次のように書かれたメッセージが届いたと打ち明けた。
「お前の行動全て把握してるからな覚悟しとけよ。トレーニング終わりにプロテインいつものんどるよな?これ以上、調子乗ったら殺すからな」
中田投手はこの日、「トレーニングは続けるつもりなので、ジムで見かけられた方は気軽にお声掛けてください。一緒にトレーニングしましょう」と投稿しており、これを踏まえての内容とみられる。殺害予告はこれで2回目だとし、「今までは球団に助けてもらえたんですが、これからは本当に警察に相談する事を検討します」と告げた。
発信者の動機は不明だが、中田投手がチーム事情を明かした25日のツイートが注目を集めていた。若手選手の球団寮を「12球団で規則が今も一番厳しい」と断言し、理由を「食事中、私語禁止携帯触るの禁止破れば罰則。いつの時代」と説明していた。
一部のカープファンからは反発もあった。「チームのイメージ悪くなるようなことは言わん方がいいと思う」と返信が寄せられ、中田投手は「見たくないなら、フォロー外してください」と応じていた。
中田投手は26日、寮を巡る投稿が「あまりにも反響が大きくSNSの怖さを痛感しております」と吐露し、「皆さまの気分を悪くし。カープを大好きで応援してくださる。ファンの方の気分を悪くしてしまった事に対して本当にすみませんでした」「これからは、カープファンの方野球が好きな方、野球にまだまだ興味がない方にもカープを好きになってもらえるような、控えめな発信を心がける事をお約束します。また自分のTwitterをみていただけたらありがたいです」としている。
広島東洋カープの若手の二軍大野寮
— 中田廉 (@nakataren2634) October 25, 2022
12球団で規則が今も一番厳しい寮
食事中、私語禁止携帯触るの禁止
破れば罰則。いつの時代。#廉スポ