三浦春馬さんと共演で「嘘つき」「悪魔」...1年以上の中傷被害 「神経を疑います」俳優が悲痛告白

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   俳優のサヘル・ローズさんが2022年10月23日、約2年前に亡くなった三浦春馬さんの一部ファンから長期にわたって中傷を受けていると告白した。

   サヘルさんは実際の被害内容を明かし、「今まで多くの命が、SNSの『言葉』によって消えています」と警告している。

  • 画像はイメージ(写真:AP/アフロ)
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「今まで多くの命が、SNSの『言葉』によって消えています」

   サヘルさんは23日、「三浦春馬さんの名前をださないように今まで私なりに配慮してきました」と切り出すと、NHKの紀行番組「世界はほしいモノにあふれてる(せかほし)」での共演を理由に、三浦さんの一部ファンから「嘘つき」「悪魔」などと1年以上も人格を否定するようなSNSでの書き込みをされていると明かした。サヘルさんが示した実例や名指しされたアカウントのプロフィールから、陰謀論的な考えに基づく攻撃とみられる。

   サヘルさんは「共演させていただけた時に『本当に素晴らしい方』だと尊敬の気持ちが増しました。だからこそ、ながく三浦春馬さんを応援されている皆様の痛みは計り知れないです」とファンの気持ちを慮るも、「でも、なにもしてない人をずっと傷つけていく神経を疑います。法的措置をとるしかないのでしょうか」と悩みを打ち明け、「ネットはゴミ箱じゃないです他者を傷つけるためのはけ口につかわないでください」「あなた方は彼のファンではない。いま、あなた方の言動が『三浦春馬さん』の名前に魂に傷をつけている。そしてあなた方自身にもです」と訴えた。

   一連のツイートには「あまりにも酷過ぎて言葉を失ってしまう」「ファンのひとりとして、こういう過激なファンがいることが本当に残念」とサヘルさんを気遣う声が多数寄せられている。厳格な対応をすべきとのアドバイスも少なくない。

   サヘルさんは24日、友人や自身のファンに「心配をかけてしまいゴメンなさい」と謝ると、「反応しなくていい『言葉』も確かにあります。しかし、今まで多くの命が、SNSの『言葉』によって消えています。本人に会わなくても、犯罪者になってしまう可能性がある時代。アナタはそうならないで」と加害者に呼びかけている。

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