WBC栗山監督は「韓国野球をほとんど把握したように思える」 訪韓視察に地元メディア警戒感

糖の吸収を抑える、腸の環境を整える富士フイルムのサプリ!

栗山監督「現場を見て雰囲気を感じてみたかった」

   このような背景もあり同メディアは、「栗山監督は稲葉監督のように韓国野球をほとんど把握したように思える」と指摘した。一方で韓国代表の李強喆(イ・ガンチョル)監督(56)はまだ最初の一歩を踏み出しておらず、技術委員会が対戦国の分析をしている段階にあるとし、日本に後れを取っているとの見解を示した。

   地元メディア「OSEN」(WEB版)は、栗山監督の訪韓を伝える中でキウム・ヒーローズの看板選手で今季打撃部門5冠を達成した李政厚(イ・ジョンフ、24)が、日本が最大に警戒すべき選手であると強調した。

   記事では栗山監督はすでに李の存在を知っていると指摘。李は東京五輪で日本のエース山本由伸投手(オリックス、24)から2安打を放ち日本を緊張させたとし、2年連続で沢村賞を受賞した山本を攻略するのは日本の投手全てを攻略できるという事だと主張した。

   前出の「スポーツ朝鮮」によると、栗山監督は訪韓の理由について「10年間日本ハムを率いて他国の野球を見る機会がほとんどなかった。現場を見て雰囲気を感じてみたかった」とし、「李政厚、金賢洙(キム・ヒョンス、34)など多くの選手が勝負のかかった試合でどのようなプレーをするのか見たかった」などと語ったという。

1 2
姉妹サイト