4団体王座統一目前の井上尚弥、スーパーバンタム級転向で「後釜」は? ロドリゲス、モロニーが虎視眈々

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「井上がどうなるか様子を見ないといけない」

   世界タイトルマッチの切符を手にしたロドリゲスとモロニーは、王座獲得に向けてそれぞれ海外のボクシング専門メディアに意気込みを語っている。

   ロドリゲスは米国の歴史ある専門誌「ザ・リング」(WEB版)の取材に対して「井上であろうと他の誰かであろうと、私たちは(世界タイトル戦を)望んでいる」とし、「これまで言ってきた通り俺は誰とでも戦う」と元王者のプライドをのぞかせた。

   モロニーは米ボクシング専門メディア「ボクシングシーン」(WEB版)のインタビュー記事の中で、井上の今後の動向を見据えた上で王座獲得へ意気込みを見せた。

   モロニーは「井上がどうなるか様子を見ないといけない。彼は階級を上げるようだ。だからWBCのタイトルは空位になるだろう」と予想し、「世界タイトルは私の夢だ。次はWBCの世界タイトルだ」と抱負を語っている。

   かつて井上の強打に屈したロドリゲス、モロニーが敗戦を糧に這い上がり再び世界タイトル戦の切符を手にした。この事実は両者が間違いなく世界トップレベルの実力者であることを示すと同時に、両者をあっさりとキャンバスに沈めた井上がいかに規格外の王者であることの証明でもあるだろう。その「モンスター」は日本人選手初の世界4団体王座統一、世界4階級制覇とさらなる高みを目指している。

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