タレントのフィフィさんが2022年10月17日から18日にかけ、ツイッターで「専業主婦の年収」騒動に苦言を呈した。
話題の発端は兵庫県明石市長選に立候補予定だという弁理士・瀬戸麻希氏による10月16日のツイート。「家事育児代行の時給を1500円だと仮定して、1500×24時間×365日で年収1314万円になります 専業主婦は、夜勤もありの年中無休のブラックの中で、年収1314万円分の仕事をしてます」と持論を展開。「専業主婦叩きはおかしいです」と呼びかけていた。ツイートはその後削除された。
「こうした愚痴を何のためにツイートしているのかが分からない」
フィフィさんはツイッターで17日、「専業主婦の労働を時給にすると1,500円で、24時間働いていることになるから...って算出して、私たちは大変なの!ってツイート見た」として「けど、稼ぎたいなら外で働けばいいじゃない」と指摘。「家事も育児も独りでやって、さらに外で働いている私からしたら、こうした愚痴を何のためにツイートしているのかが分からない」と疑問を呈した。
その後、このツイートに「誰にも評価されないからです。気持ち分からないですか?」というリプライが届いたといい、フィフィさんは「主婦業してくれてる事に有難いと評価している人は多ですよ」と投稿。「専業主婦は評価されないと思い込んでるのは、感謝してくれない人のために主婦業をしてるからでしょう、そこが問題なんです」と指摘した。
自身は「ワンオペで家事育児と仕事をしている"主婦"ですが、専業主婦になるのか?それとも仕事だけするのかすら選択肢はありません」とし、「子供に感謝しろよ!なんて思ってもいません。自分の役目としてやっているので」と明かした。「家事は大変なのよ!子育ては大変なの!って、それもあなたの選んだ道。このご時世、日本でそれを強制されているなら大問題、それを労ってくれない環境にいて、苦しんでるなら、大変なの!と連呼するのではなく、そこから抜け出すことを考えた方がいい」とアドバイスも送った。