「予想以上に反響があり正直驚いています」
事務所は、熊本城が「最強」だと誇る魅力について、次のように述べる。
「熊本城の魅力といえば何と言っても『石垣』です。上に向かって強く反り返る石垣は『武者返し』として有名です。20mを超えるような高石垣や、石垣に囲まれた何度も折れ曲がる通路が随所にあり、さらに石垣上には本来、櫓や櫓門が設けられていて、鉄壁の防御を誇っていました。熊本城は実戦を経験した城でもあり、明治10年の西南戦争では50日余りに及ぶ籠城戦を耐え抜き、政府軍を勝利に導きました」
しかし2016年、最大震度 7 を2度観測した「熊本地震」が発生した。熊本城も甚大な被害を受けており、現在は完全復旧に向けた工事が続けられている。事務所は「完了までは長い年月を要しますが、今後とも温かいご支援のほどよろしくお願いします」と呼びかける。
ツイッターでも冒頭のツイートに対し「故郷のシンボルとして立派に居続けてくれ」「あの勇姿が甦る事を信じております」などと応援する声が多く寄せられている。
事務所は、「もっと熊本城を身近に感じてもらえるように、熊本城の日常部分について(日々の賑わいの様子や桜・紅葉の様子など)も投稿していきたい」と意気込む。ツイッターでは、特に若い人々に興味を持ってもらいたいという。インスタグラムの投稿の共有も続ける予定だ。
つぶやきを始めてからフォロワー数は約1万人から3万人に増えたという。こうした反響については、「予想以上に反響があり正直驚いています。これだけ注目されることもないのでありがたいです」と受け止めた。