「ろくでなしBLUES」「ROOKIES」などの作品で知られる漫画家の森田まさのりさんが、ツイッターで明かしたファンとのエピソードに注目が集まっている。
「ご本人がコンビニでコピーしているとは」
森田さんは2022年10月16日、「ろくでなしBLUES」連載時のエピソードを明かした。同作は1988年から1997年まで集英社の「週刊少年ジャンプ」に掲載されており、アニメや実写映画でも人気を博した。
ツイートによると森田さんは、仕事場のコピー機が故障した際に、近所のコンビニで完成原稿のコピーを取ったのだという。すると横目でちらちらと覗いていた少年が「森田まさのり先生のアシスタントの方ですか!?」と尋ねてきた。「違います」と否定すると、少年は怪訝そうな顔をしていたそうだが、森田さんは「嘘はついていない」と振り返った。
この投稿を受け、ファンからは「確かに嘘は言ってない」「ご本人がコンビニでコピーしているとは夢にも思っていなかった事でしょう」などと驚く声が寄せられた。
正体を隠してファンの会話に混ざったことも
さらに森田さんは翌17日、次のようなエピソードも明かした。
担当編集者と東京・吉祥寺の居酒屋で食事したときに、「ろくでなしBLUES」の話題で盛り上がる2人組のファンを見かけたという。こうした場面に遭遇することはめったになかったそうで、嬉しくなった森田さんはファンのふりをして会話に加わった。
「帰り際正体明かすと二人はイスから転げ落ちて絶叫していた。そんな事もありました」
ツイートが拡散されると、この2人組のうちの1人を名乗るアカウントが現れた。森田さんとのツーショット写真を公開し「あの時は本当にビックリしました」と振り返り、「一生の思い出になりました。ありがとうございました!」と感謝を伝えた。
森田さんはこのツイートに反応し、「その節は」とにっこりマークの絵文字を添えて返事した。
昔、仕事場のコピーが故障した時に、近所のコンビニでろくでなしブルースの完成原稿のコピーを取ってたら、横目でチラチラ見てた少年が、「森田まさのり先生のアシスタントの方ですか⁉」と聞いてきたので、「違います」と答えた事がある。少年は怪訝そうな顔をしてたけど、嘘はついてない。
— 森田まさのり (@HITMANmorita) October 16, 2022