プロ野球横浜ベイスターズ、日本ハムで活躍した野球解説者の高木豊氏(63)が2022年10月17日にユーチューブチャンネルを更新し、元楽天監督で巨人の打撃チーフコーチに就任したデーブ大久保こと大久保博元氏(55)の指導力に言及した。
大久保氏は現役時代、西武と巨人でプレーし95年に現役を引退した。08年に古巣・西武の1軍打撃コーチとして復帰し、12年に楽天の1軍打撃コーチに就任。楽天では1軍、2軍の両方で監督を務めた。15年の退任後は野球解説者として活躍する傍らユーチューバーとして人気を博した。
「育てるのが上手いよデーブは」
大久保氏と親交のある高木氏は「育てるのが上手いよデーブは」と、大久保氏の指導者としての実力を高く評価し、「やっぱり熱いし、これだと思った選手は首根っこをつかまえてでもやらすから。それとホームランの打ち方、打たせ方。それとケースバイケースでの形、打ち方、考え方。そういうのを全部注入していくと思う。デーブはああ見えて細かいからね」と解説した。
高木氏は大久保氏が打撃コーチに就任したことで来季、右打者の本塁打が増えると予想し、岡本和真(26)、中田翔(33)ウォーカー(31)、坂本勇人(33)ら主力のさらなる飛躍に期待した。今季、岡本は30本塁打、中田は24本塁打、ウォーカーは23本塁打をマーク。シーズン中に戦線離脱した坂本は5本塁打に終わった。
高木氏は「右の岡本、中田、ウォーカー。そういった選手を育てるのは上手いと思う」と前置きして持論を展開。「おそらく岡本がデーブの理論とか、そういうのに1年間はまったとしたら間違いなく50本近くは(本塁打を)打つと思う。中田もそう」と明言し、「坂本も教えられる。坂本は今年ホームランが少なかったけど来年から増えると思う」と予想した。
大久保氏の指導力を評価する根拠として西武時代に中村剛也(39)を指導し球界屈指のホームランバッターに育てたことを挙げ、「飛ぶボール、飛ばないボールという時代があったよね。飛ばないボールの時でもあいつ(中村)だけ平気で40発打ったから。デーブにはまっていったら打てるようになると思う」と力説した。
「デーブが円陣を組んだ時は、次の回は気をつけなきゃいけない」
高木氏はシーズン中の大久保氏のベンチでの動きにも言及。1軍打撃コーチを務めた西武時代を振り返りながら次のように語った。
「デーブが円陣を組んだ時は、次の回は気をつけなきゃいけない。必ず西武の時は点を取っていたから」とし、「傾向をずっと書きながら見てる。ひとつの答えが出るんだって。それで円陣を組んで『この時はこういうケースでこの球を絶対に投げてくるからこれを狙ってくれ』とかそういうことをやる」と解説した。
大久保氏は巨人のコーチングスタッフが発表された13日に自身のユーチューブチャンネルを更新して意気込みを明かした。スポーツ紙などの報道によると、15日に川崎市のジャイアンツ球場で行われている秋季練習に合流し原辰徳監督(64)と意見を交わすなどコーチとして始動した。
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— DAZN Japan (@DAZN_JPN) September 20, 2022
ファン待望の一発??
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岡本和真らしい、美しく完璧な打球??
30号に王手
?プロ野球(2022/9/20)
??巨人×ヤクルト
??Live on #DAZN pic.twitter.com/vDlM4N4Lpt