新井監督就任で広島は生まれ変われるか 注目される「黄金時代の功労者」たちの処遇

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   広島の新井貴浩新監督が就任し、入閣作業が進んでいる。

   参謀となるヘッドコーチに阪神で1軍バッテリコーチを務めた藤井彰人氏の招聘や、同じく阪神で1軍打撃コーチを務めていた弟の新井良太氏も2軍打撃コーチに就任することが報じられている。

  • 新井貴浩監督。2008年撮影(写真:YUTAKA/アフロスポーツ)
    新井貴浩監督。2008年撮影(写真:YUTAKA/アフロスポーツ)
  • 広島東洋カープ公式サイトのスクリーンショット
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  • 新井貴浩監督。2008年撮影(写真:YUTAKA/アフロスポーツ)
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「戦力は他球団に大きく見劣りするわけではないが...」

「新井監督は現役引退後も、バックネット裏から野球を熱心に勉強していた。19年から4年連続Bクラスに低迷している古巣の広島は当然気になっていたでしょう。戦力を見ると他球団に大きく見劣りするわけではないが、攻守に淡白で粘りの無いチームになってしまった。

一番のポイントは黄金時代を築いた選手たちの処遇ですね。若返りを図らなければいけない一方で、ベテランの扱いは気配りが必要です。彼らの経験をどう生かしていくか。手腕が問われます」(広島を取材するスポーツ紙記者)

   16~18年に球団史上初の3連覇を飾った時、新井監督も現役の選手として大きく貢献した。現役最終年の18年は代打の切り札としての出場が多かったが、ナインの人望が厚く精神的支柱としても不可欠な存在だった。

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