津軽弁で注目の王林、なぜブレーク? 識者が語る「自然体の魅力」と「ナマドル」との違い

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「仮に飽きられても話し方を変えることはないでしょう」

   続けて、王林さんの「ナマドル」としての側面について聞いた。

「王林さんの周囲が、本人がキャスティングされやすくなるように『ナマドル』の要素をいくらか出したがっている感はありますが、本人は実に自然体で津軽弁を使っているところからしてナマドルとしての自覚は全くなく、セールスポイントだとも思っていないのではないでしょうか。

よって、ナマドルという面でキャラを特化させていくということは、今後もないと思います。津軽弁が注目されているというのはあくまで結果としてですから、仮に本人がナマドルという言葉を浴びせられたら、ポカンとしてしまうのではないでしょうか。津軽弁は王林さんにとって『本人そのもの』なので、仮に飽きられても話し方を変えることはないでしょう」

   大島氏はさらに続けて、

「王林さんが津軽弁を使い続けている最大の理由は、やはり、青森県のPRのためであり、本人のキャラの根幹をなす箇所です。となれば、今後も津軽弁での青森県についての情報発信は続いていくでしょうし、王林さんが津軽弁を使わなくなっていくということもないでしょう」

とも指摘した。

   なお、10月16日の「おしゃれクリップ」では、将来の夢として青森県知事になることを語っていた王林さんだったが、その夢は本気なのだろうか? これについて大島氏は、その心中は本人しか分からないのはもちろんのこととしつつ、

「多少の本気を含んではいるかもしれませんが、自分から立候補したいと言い出すといった、『何としても県知事になりたい!』という強烈な思いではないと思います。それよりも、『将来は青森県知事になりたい!』というキャッチーな言葉を発することで、これまた青森県をPRしていきたいという思いなのではないでしょうか」

としていた。

(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)

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