入学式や結婚式など祝い事で受け取ったご祝儀袋をどうするべきか。華やかな飾りや思い入れなどから、処分するのをもったいなく感じている人も少なくないのではないか。
ツイッターでは、そんなご祝儀袋の水引をリメイクした作品が「めっちゃ可愛い!めっちゃ素敵!」「保管もできるし飾れる」などと注目を集めている。投稿者に話を聞いた。
「玄関が華やかでおめでたい雰囲気になって良いね!」
話題となっているのは、ツイッターユーザー・なつめ(@72me_u)さんが制作した水引のブーケだ。色とりどりの水引を花に見立てて組み合わせ、花束のような形にまとめあげた。
取材に対しなつめさんは、インスタグラムに投稿された「卒花DIY」「ご祝儀袋リメイク」などと呼ばれるハンドメイド作品を参考に製作したという。
「2年前の結婚式のときに参列者の方々から頂いたご祝儀袋が思い出深くて捨てられず、何か作れたらと思い、捨てずに取ってありました。この度、産休に入って時間ができたため、リメイクに取り掛かりました」
なつめさんは、水引をパーツごとに取り外し、バランスを見ながら手芸用ボンドなどでブーケの形に接着した。色とりどりの水引を、どこにどのように用いるのか配色を考えるのが難しかったという。緑の水引は茎のよう束ね、赤や白、ピンク、黄色などの水引は大小さまざまな花を模している。大きく太めの水引は、花束を束ねるリボンに見立てられている。
大切な人々から祝いの気持でもらったものだとして、できるだけすべての水引を用いたという。制作時間は接着時間を除いて4~5時間ほど。完成した作品は、イーゼルに乗せて玄関に飾ったそうだ。
「夫は、『よくこんなの作ったね!玄関が華やかでおめでたい雰囲気になって良いね!』と言ってくれました。自分でも、素人にしては可愛くできたと思うので満足しています」