岸田文雄首相が、子供との会話中に指先で机を小刻みに叩く仕草を見せたことが、ツイッターで物議を醸している。
机を指でトントン...仕草に賛否
騒ぎの発端となったのは、岸田氏が2022年10月11日にツイッターで公開した15秒の動画だ。「こども食堂」や無料学習支援に取り組むNPO法人「豊島子どもWAKUWAKUネットワーク」(東京都豊島区)を視察したとして、現地の子供らと机を囲んで交流する姿が映されている。
子供が岸田氏の名前を当てて大人らが感心したり、勉強を続ける子供の様子に岸田首相が「熱心だな。頑張るなぁ」と励ましの声をかけたりしている。
その際、岸田首相は両手を肩幅以上に開いて机に置いており、時おり指先を動かす仕草をみせた。特に顕著なのは子供から岸田氏の名前が挙がるまでの間で、人差し指で小刻みに、勢いよく机を叩いている。
投稿文では、視察により更なる取り組みの必要性を感じたとし、「子ども食堂等への食品提供を支えるフードバンク支援緊急対策事業の大幅拡充、また地域子供の未来応援交付金の補助上限額の大幅引き上げなどを行います」と対策を伝えている。
動画で岸田氏がみせた仕草をめぐっては、ツイッターで15日ごろから、指を小刻みに動かすのはイライラや無関心、退屈といった印象を相手に与えるなどとして、「子ども嫌いじゃないにしても机指トントンは印象悪いなw」「見てて気分良くない」などの声のほか、「自分がどう見られるか全然意識してないから、これで外交されるの怖いな」といった見方がでている。
一方、批判的な意見に対しては、「流石に難癖」「俺もたまにこのクセが出るんだけど、どちらかといえば、真剣な議論をしてる時に出るけどね」「流石に岸田さん可哀想」と擁護する意見も寄せられている。
NPO法人豊島子どWAKUWAKUネットワーク@toshimawakuwaku にて子供たちを支援する方々や子ども達にお会いし、更なる取り組みの必要性を感じました。
— 岸田文雄 (@kishida230) October 11, 2022
子ども食堂等への食品提供を支えるフードバンク支援緊急対策事業の大幅拡充、また地域子供の未来応援交付金の補助上限額の大幅引き上げなどを行います。 pic.twitter.com/Pbt9wmKaWb