NPBでは通用しなかったロハス&アルカンタラ 韓国→日本の移籍市場に影響も?地元メディア懸念

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KBOリーグMVPが日本球界で活躍できず

   「テームズ、ロハスJr、アルカンタラの失敗は市場を変えるか」とのタイトルで記事を展開。KBOリーグでシーズンMVPに選出された選手が次々と日本球界で失敗したため、日本における外国人市場が変わっていくのではないかと伝えた。

   記事では今季のロハスJrとアルカンタラの成績に触れつつ、昨季巨人に所属したエリック・テームズ(35)に言及。テームズは大リーグ・マリナーズから14年にKBOリーグのNCダイノスに移籍しチームの主軸として活躍した。15年には首位打者のタイトルを獲得してシーズンMVPに輝いた。

   17年に大リーグに復帰しブルワーズ、ナショナルズを経て20年に巨人に入団。1軍デビューとなった4月27日のヤクルト戦の守備で右アキレス腱断裂の大ケガを負い、手術を受けるため米国に帰国。その後復帰することなくシーズン途中の8月に退団した。

   同メディアはKBOリーグで成功を収めた外国人選手たちは日本球団のラブコールを受けてきたとし、代表的な成功例としてソフトバンクとヤクルトでプレーしたリック・バンデンハーク投手(37)を挙げ、阪神でプレーしたジェリー・サンズ(35)は悪くない活躍で再契約に成功したと解説した。

   しかしロハスJrとアルカンタラの失敗はこのような雰囲気を揺るがしかねず、日本球団の動きをより消極的にする可能性が高いと指摘した。そして日本の球団では、巨額を投じて迎え入れた選手より自ら発掘した成功ケースが増えているなどと解説した。

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