安倍元首相「デジタル献花」実行委、旧統一教会との関与否定 「『立案者が信者』も事実ではありません」

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   安倍晋三元首相への弔意を示す草の根活動「安倍元総理デジタル献花プロジェクト」の実行委員会は2022年10月16日、一部報道を受け、旧統一教会との関与を否定した。

  • プロジェクトツイッターより
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「実行委員会のメンバーで無いことを断言します」

   プロジェクトは安倍氏の国葬を前にした8月25日に立ち上がった。20~30代の有志が企画し、特設サイト上でメッセージとともに疑似的に花を手向けられるサービスだ。関係者の素性は明らかになっていないが、産経新聞によればベンチャー企業経営者らで構成している(〈独自〉安倍元首相のデジタル献花を立ち上げ 25日から)。

   実行委員会は10月16日、前日のTBS系番組「報道特集」を受け、旧統一教会との関与はないとする声明をツイッターに投稿した。

   報道特集では「デジタル献花に信者が影響?」と題し、旧統一教会の信者のグループメッセージを公開していた。

   メッセージは、デジタル献花のプロジェクトは「祝福2世」(両親が旧統一教会の信者の子ども)が考案したとする内容だったが、考案者とされた人物は報道特集の取材に関与を否定。実行委員会の中心メンバーも関係を否定し、「虚偽をしてまで関わろうとしてきているのは非常に残念」と答えたと番組内で伝えている。

   放送では疑惑として両論併記で報じたものの、番組のキャプチャーを添付して「デジタル献花って統一教会が関係してた!!」とプロジェクトと旧統一教会の関わりを断定するツイートが拡散していた(現在は削除)。

   実行委員会は「(取材に応じていた)彼らは実行委員会のメンバーで無いことを断言します」と主張し、「『立案者が信者』も事実ではありません。このような発信をあえてしないといけないことが残念です」と書き込んでいる。

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