「まずコーチ陣がかなりピリピリしてくる」
「守備の面ではものすごく細かくやり直すと思う。まずコーチ陣がかなりピリピリしてくると思う。コーチ陣に対してはうるさいですから。選手にはそんなにやかましくは言わないが、やらせているコーチに対してはかなり厳しくいく。出来なかったらコーチが悪い」
5年連続でリーグワーストを記録した失策にも言及し、矢野監督の今季の守備起用法を踏まえて持論を展開した。
「失策しているところで選手が言い訳をできてしまう。『色々なポジションを守らされているからエラーしてもしょうがないよ』みたいな言い訳ができてしまう。岡田監督は言い訳を絶対選手に作らせないそういうポジショニングを与えたりするので『言い訳を作らせるような指導をするな』と我々がやっていた時によく言われた」
さらに「そういう意味では(ポジションを)固定して『俺はサードで4番をしっかり任されている』。それでダメだったらお前の責任だと。選手に言い訳をさせないやり方を絶対にやってくる。緊張感が出るし、コーチが1番ピリピリしてくると思いますよ。そうでないと戦う集団にならない。(岡田監督は)そのへんの勝負所、勝負勘はいいものを持っている」と続けた。
岡田監督は16日に大阪府内で藤原崇起オーナー(70)、百北幸司球団社長(61)同席のもと監督就任会見を行った。20日にはドラフト会議が控えており、阪神の監督として「初仕事」になる。