客のスーツに担々麺がドバッ...大失態もまさかの対応　SNS反響「接客業であったすごい客」まとめ: J-CAST ニュース【全文表示】

接客業に従事する人たちが出会った「お客様」に関するエピソードは、Twitterユーザーにおいて常に関心が高い話題のひとつ。素敵な振る舞いをする客の話からクレーマーの対応に困った話など、内容もさまざまです。

ツイートまとめサービスのTogetter（トゥギャッター）が、接客業によるリアルな体験談の数々から、盛り上がる理由を考えてみたいと思います。

販売員が客の対応に救われた話

接客中に失敗や困りごとが起きてしまったとき、「客の対応に救われた」というケースがあるようです。

先日には「#接客業であったすごい客」というハッシュタグをつけた投稿がTwitter上で盛り上がりました。その中から、店員を救った客に関する印象的なエピソードを見ていきましょう。

飲食店での勤務経験があるTwitterユーザーは、担々麺のスープを客のスーツにこぼしてしまいました。しかしその客は「お嬢ちゃんの頑張りに免じて許す」と、快く許してくれたそうです。

また、販売員として働いていたユーザーは、客からの理不尽なクレームに困っていたところ、他の客が助け舟を出してくれたことを漫画にして投稿しています。

漫画の作者は、クレーマーから長々と「態度が悪い」「値引きしろ」と文句を言われて戸惑っていました。すると、別の女性客が「いつまでかかってるの？急いでるんだけど！」と割って入ってきます。

店員が困っている様子を見た女性客は、あえて横から割り込むことでクレーマーを追い払ってくれたのです。

このエピソードは、Twitterユーザーからも「しびれるくらいカッコいい」「こういうマダムになりたい」と絶賛されていました。

自分でミスをしてしまったり、客から理不尽な対応をされたりした際に、寛容な態度を示してくれた人や、心遣いを見せてくれた人との思い出は忘れがたいものになるのでしょう。

客の中には、対応に悩む振る舞いをする人も少なくありません。

あるTwitterユーザーは客からペット製品の質問を受けていた中で、「ハムスターって卵産みますか？」と質問されたことがあるそう。もちろん、ハムスターは哺乳類なので卵は産みません。

また、一年半使った湯呑み茶碗を「不良品だ」と返品を求めた客、オープンして半年の店に来た客から「サラダのドレッシングの味が違うので返金しろ！2年前から通っている私は間違いない」と言われた、という話も注目を集めました。

どのエピソードも、第三者から見ても驚かされる内容ばかり。こんな時、自分ならどう対応したらいいのか悩んでしまいますよね。

このように、想定外の言動や理不尽な要求をする客に遭遇した話を知ると、接客業の厳しさを感じる人も多いはず。その一方で、接客業の魅力を語る人もいます。

あるTwitterユーザーは「これだから接客業はやめられないぜー！」と感じた体験として、高齢のご夫婦とのやり取りを振り返っています。

女性客が身につけていたネックレスを見て「よくお似合いです」と伝えたところ、隣にいたご主人が「私も...そう思いまして...」と顔を真っ赤にして照れたそう。実はネックレスはご主人からの結婚記念日のプレゼント。投稿者は「あらー！まー」という雄叫びを飲み込み、平静を装ったのだとか。

客との触れ合いの中で、心を動かされる場面に出会うと記憶として長く残りやすいもの。そんな感動的な瞬間に立ち会えるのは、接客業ならではの特権といえるかもしれません。

接客業という職業は多くの人と接する機会があるからこそ、さまざまなエピソードが生まれます。だからこそ、Twitterの場でも常に盛り上がる話題の一つとなっているのでしょう。

以上、Togetterがお送りする「3分くらいで分かる週刊Twitterトレンド出張版」でした。

今回紹介したTogetterまとめを振り返りたい方はこちらからどうぞ。次回もお楽しみに。

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