日韓空路は活況も、海路が「未定」の理由 再開で観光客増加見込めるが...「受け入れ準備」が問題に

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釜山港「韓国政府側から関連の指針が降りてこず、動向把握をしている状況」

   「クイーンビートル」を運航するJR九州高速船は「日韓当局と協議し、水際対策や受け入れ体制が整い次第」、釜山線の運航を始めたい考え。11月28日から12月16日まで定期ドックに入る予定で、就航が整備の前後どちらになるかについても「お答えは差し控えたい」とするにとどめた。

   福岡と釜山をフェリーで結ぶ「カメリアライン」も、検疫の段取りについて「日韓の省庁と確認・協議中」だと説明。「1~2か月かかるのでは」とも話している。「なるべく早く」再開したいとしているが、具体的な時期は未定だ。

   韓国の通信社「ニュース1」は、韓国の旅行業界としては「11月中旬頃」の航路再開を希望する一方で、「韓国政府側から関連の指針が降りてこず、動向把握をしている状況」だとする釜山港湾公社関係者の声を伝えている。聯合ニュースも「11月中旬以降」の再開を期待する声を伝えている。

(J-CASTニュース編集部 工藤博司)

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