「屋外配線工事を管轄する提携事業者と連携をして対応」
経産省の電力安全課にJ-CASTニュースが10月14日に取材して聞いたところによると、電気事業法に基づく省令に関する「電気設備の技術基準の解釈」では、電線や光ケーブルを引き込んだ建物の留め具は互いに15センチ以上離さないといけないと第116条にうたってある。引き込んでから留め具までとその先についても、互いに近接しないようにする必要がある。
感電や火災、物損といった電気事故を防ぐのが目的だ。もし15センチ以上離れていなければ、技術基準に反する法令違反となる。
てんてこ丸さんからの苦情対応について、NURO光を運営するソニーネットワークコミュニケーションズは14日、取材に対し、広報課が「屋外配線工事を管轄する提携事業者と連携をして対応を進めております」と答えた。どんな対応をしているのかについては、「NURO 光をご利用のお客様の個別の事象の詳細につきましては、当社とお客様との直接のコミュニケーションを原則としておりますため、回答は控えさせていただきます」と述べるに留まった。
(J-CASTニュース編集部 野口博之)