「阪神は9安打を打っている感覚がない」
高木氏は試合を中継したCS放送「フジテレビONE」で解説を務め、直接現場でこのシーンを見ており、その解説時にもハーフスイングを否定していた。インターネットではハーフスイングの判定をめぐり様々な意見が飛び交い物議を醸した。
阪神は絶好の反撃のチャンスを逸し、ヤクルト先発・小川泰弘投手(32)の前に5回まで得点することが出来なかった。6回に島田海吏(26)のタイムリーで1点を返すもこれが精一杯。ヤクルトの7安打を上回る9安打を放ちながらも1得点に終わった。
高木氏はこの日の阪神の攻撃陣について「(阪神は)9安打を打っているが、見ていて9安打を打っている感覚がない。連打がない」と指摘し、「中野と近本がDeNA戦は当たっていたが、2人ともダブルプレーを打っている。ヤクルトの守備も見事だったが、中野、近本がチャンスメイクしていかないとちょっと苦しい」との見解を示した。
13日に神宮球場で予定されるファイナルステージ第2戦は、ヤクルトがサイスニード投手(30)、阪神は藤浪晋太郎投手(28)が先発のマウンドに上がる。