「卒業したって私生きていけない」過去に苦悩も SKE48にささげた13年...須田亜香里が語った「卒業後の歩き方」

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つらかったことも含めて、全部「やってて良かった」

須田亜香里さんのソロ曲「私の歩き方」MVから。須田さんは「一歩一歩真摯にいろんなことに向き合いながら歩いていく」ことを大事にしてきたという(SKE48 「絶対インスピレーション」 avex trax)
須田亜香里さんのソロ曲「私の歩き方」MVから。須田さんは「一歩一歩真摯にいろんなことに向き合いながら歩いていく」ことを大事にしてきたという(SKE48 「絶対インスピレーション」 avex trax)

―― お芝居に出たいと、なるほど...。

須田: でも「お芝居をしたいんです!」というわけでもないんです。今までアイドルという職業があったから、その立ち位置から派生していきなり主演をさせてもらったり、ミュージカルに出たり、女優さん1本でやっている人とは違う不思議なルートで主演をやってきた自分にすごく負い目を感じているので、今からでも足りない部分を学びたい、という感覚です。

―― オーディションは受けてみたいですか。

須田: 受けてみたいなと思います。レッスン受けたりオーディションを受けてみたりしてみたいです。

―― またひとつ可能性が広がりますよね。この13年間のアイドル生活で。「やってて良かった!」とか「これはつらかった」といったことはありますか。

須田: つらかったことも含めて、全部「やってて良かった」ですね。無駄なことは一つもなかったな。失敗はありますよね。でも、何でもやってみたことが良かったと思います。メンバーがたくさんいる分、「自分がこれを断ったら他の子にこの仕事行っちゃうんだ」って思ったら、居ても立ってもいられなくて何でもやった、というのが自分なのですが、「何でも拒まずにやってみる」タイプになったからこそ、バラエティーでも何でもやっちゃう人になったし、文章を書くお仕事も苦手分野だったけど、断ることが自分の中で選択肢になくて「やろう」と思えました。アイドルになったからこそ、何でもやってみるようになりました。失敗しても見てくれる人もいるし、それを見て何か感じてくれる人がいたらそれでいいと思います。

―― 選抜総選挙はつらかったですか。

須田: いや、うーん、私は選挙で命を繋いできてもらった人間で、選挙がなかったらとっくにアイドルを辞めていたので、私は総選挙があってよかったと思っている人間です。
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