須田さんが作ってきたSKE48に独りで立ち向かう
―― そこはミュージックビデオ(MV)の見どころのひとつになりそうですね。東京国際フォーラムでの撮影です。先ほどメイキング動画を拝見しましたが(編注:取材時はMV完成前だった)、世代に分かれて戦っているようにも見えます。世代交代がテーマなのでしょうか。
須田: そうです、世代交代で間違いないです。そこで、ストーリー上ではちょっといたずらっ子な魔法使いが...。
青海: 悪役です(笑)。SKE48のメンバーに、いたずらをするんですよ。指パッチンしたり、私がパッて手を広げるとメンバーが飛んでっちゃう。私がSKE48に変化を起こすというか、亜香里さんが作ってきたSKE48に私が独りで立ち向かうというストーリーです。最終的に私は亜香里さんに負けてしまいますが、亜香里さんが私に手を差し伸べてくれて、「あとは任せたよ」って手を引っ張ってくれて、終盤は私がずっとセンターで踊るという構成です。世代交代をMVのストーリーで表したような作品になっています。
須田: 14年になるSKE48の歴史の1ページをそのまま表現したような、世代交代の瞬間を撮っていただいている感じが、きっと面白いんじゃないかなと思います。
―― 今お話がありましたが、メンバーが次々に飛んでいくシーンは印象的ですね。
須田: 私以外のメンバー全員が吹っ飛びました。
青海: そう、私が手をパッて広げると、メンバーがパーンって飛んでっちゃうんですよ。それくらい私は威力を持ってて...。
須田: ただ、私はそれを避けるんです。