帰宅すると見知らぬ中年男の姿、「ちょっと誰ですか?」話しかけると包丁を手に... 被害者が緊迫の一部始終をツイート、顛末を聞く

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「コンビニやデパートで働いたが、人間関係が嫌になって辞めた」

   「強盗」の男は、所持金がなく、「風呂に入りたい」とも漏らし、なぜこの家に入ってきたのか聞くと、男は、「カギが開いてたから」だと答えた。猫うどんさんは、たまたまカギを閉め忘れていた。

   男は、「煮るなり焼くなりしていい」と言い、抵抗はしなかった。110番通報をして警察とやり取りすると、男は、「カギが開いてたから入りました。家主を包丁とハサミで襲いました」と素直に電話で話したという。

   警察が着くまでの間も、男と雑談や世間話をして、男を落ち着かせるのに努めた。男は、コンビニやデパートで働いていたが、人間関係が嫌になって辞めてしまい、今は引きこもりのような状態だと明かした。男を暴れさせないため、パンや炭酸飲料水もあげた。

   警察が到着して、ようやく男を引き渡した。玄関先にあった男のナップサックには、ロープが入っていたため、急に怖くなったという。猫うどんさんは、男ともみ合ったときにできた右手の切り傷も写真投稿で見せた。その際に、家の中で壊れたものもあったとした。

   猫うどんさんは、上半身裸で無防備な状態だったが、男が長時間歩いて疲れ、空腹で力が出なかったため、命だけは助かったのではないかと振り返った。男は、「家主が力の弱い女性だったら押し切るつもりだった」とつぶやいていたという。

   こうした男とのやり取りについて、捜査歴が長い刑事も、「こんなの聞いたことがない」と漏らしたとしている。

   ツイッターで投稿した猫うどんさんは10月6日、J-CASTニュースの取材に応じ、一人暮らしをしていて、男が家に来たのは、同日午前0時ごろだったと明かした。

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