マスコミ「取材ルール無視」に自民議員が苦言 ドアに足入れ、レコーダー差し込み...「悪質セールスみたい」

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   自民党の小野田紀美参議院議員が2022年10月5日、一部マスコミの取材方法にツイッターで苦言を呈した。

   「マスコミ非公開」の会議にもかかわらず、その内容を聞こうとする記者がいるとして、扉を開けて聞き耳を立てる記者や、扉の隙間から差し込まれたボイスレコーダーを映した写真などを公開した。

  • 小野田紀美氏(写真:Motoo Naka/アフロ)
    小野田紀美氏(写真:Motoo Naka/アフロ)
  • 小野田氏のツイッター(onoda_kimi)より
    小野田氏のツイッター(onoda_kimi)より
  • 小野田氏のツイッター(onoda_kimi)より
    小野田氏のツイッター(onoda_kimi)より
  • 小野田氏のツイッター(onoda_kimi)より
    小野田氏のツイッター(onoda_kimi)より
  • 小野田紀美氏(写真:Motoo Naka/アフロ)
  • 小野田氏のツイッター(onoda_kimi)より
  • 小野田氏のツイッター(onoda_kimi)より
  • 小野田氏のツイッター(onoda_kimi)より

「オンラインの方がなんぼもマシ」

   小野田氏は2021年1月29日にツイッターで、自民党の部会をオンライン化するよう求めているものの、セキュリティ面を不安視されていることを伝えていた。しかし、

「部会開催室のドアに『壁耳』という形でマスコミが張り付いてるのにセキュリティもなにもないだろと思います...」

と指摘。「耳が5~6個以上並んでる時ある。ドアの下隙間にはICレコーダーびっちりとか」とつづっていた。

   そして、22年10月5日には、この投稿を引用する形で、「壁耳どころか今日の朝の農林部会なんてこんな状態ですよ...」として、扉を開けて話を聞こうとする記者を映した写真を公開した。

   続けて、「マスコミ非公開の会議なのに、悪質セールスみたいにドアに足入れて閉めささない&ボイスレコーダー差し込んでくる始末」と指摘し、「こんな状態ならオンラインの方がなんぼもマシかと」と嘆いていた。

   なお、小野田氏は19年1月24日にも、ツイッターで「自民党部会取材は、完全マスコミシャットアウト、ペン記者のみオッケー、ペンもカメラもフルオープン等々毎回違います」と説明。一方、「シャットアウトの場合も、外で壁耳(本当にドアや窓に耳をペターって付けて聞いてる)と、ドアの隙間にICレコーダ置いて録ってる等基本聞かれます」とルールが意味をなしていないことを指摘していた。

   このときは、「本当に聞かれたくなければマスコミを部会やっているフロア立入禁止にするとか、マイクを使わずに小声で話すしかない」としつつ、「でも部会は基本『平場』と言われ、一応部会内での発言はそこに留めるというていあれど漏れるものという暗黙の前提かもしれません」と分析していた。

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