プロ野球ロッテのOBで野球解説者の高橋慶彦氏(65)が2022年10月4日にユーチューブチャンネルを更新し、今季のロッテの戦いぶりを振り返りながら次期監督について私見を述べた。
井口監督退任は「選手もびっくりじゃないかな」
今季最終戦となった2日のソフトバンク戦(ZOZOマリン)後に井口資仁監督(47)が退任を発表。5日には鳥越裕介2軍監督(51)が球団に退団を申し入れ、木村龍治1軍投手コーチ(52)、河野亮1軍打撃コーチ(51)、清水将海1軍バッテリーコーチ(47)、的場直樹一軍戦略コーチ兼バッテリーコーチ補佐(45)が契約満了に伴い退団することになった。
ロッテOBの高橋氏は04年から9年間チームを指導し、1軍走塁コーチ、打撃コーチ、2軍監督を歴任。井口監督の電撃的な退任に「びっくりだよね。選手もびっくりじゃないかな」と驚きを隠さず、「やっぱり責任を取ったんだろうな」との感想を漏らした。
ロッテは今季リーグ5位に終わりクライマックスシリーズ(CS)進出を逃した。高橋氏は成長著しい佐々木朗希投手(20)を高く評価するも絶対的なエースには至っていないと指摘し、打者に関してもチームの軸となる絶対的な選手が存在しなかったとの見解を示した。
そして次期監督に注目が集まる中、高橋氏は選手、指導者として長くロッテに関わった経験から独自の視点で3人の現役コーチを候補に挙げた。