客からは「大変好評」
ロッテリア広報は5日、J-CASTニュースの取材に、取り組みの背景を次のように説明する。
「感染予防対策の影響が快方に向かい『インバウンドの回復』や『夜時間帯の戻り』が予想される中、いわゆる新しい生活様式の浸透による家飲みと平行して、日常生活・導線に溶け込んだアルコール需要(通常の帰宅時間で夕食とあわせ飲める需要)に対しファストフードにも勝機があると判断し、都内のオフィスや商業立地を中心とした店舗で導入しました」
同社はこれまで、現場からの要望により一部店舗で酒提供をした例はあったが、本社の戦略として全国規模で展開するのは今回が初だという。
開始から2か月。客からは「大変好評」だといい、「夜時間帯ニーズの取り込みが見られます」と手ごたえを口にする。
今後については「先行販売の状況を踏まえ、商品のラインナップ、組み合わせやサービスなど、ご利用されるお客様のニーズに合った提供方法を準備したうえで、販売店舗を拡大していきたいと考えています」としている。