「阪神新監督」岡田彰布氏が目指す野球とは? OB掛布雅之氏が分析「新しいセンターライン出来るかも」

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「岡田監督が一番すごかったのはJFKを作ったこと」

   掛布氏はセンターラインの大きなポイントとして「二遊間」を挙げ、ダブルプレーを取れる二遊間をどのように作り上げていくかに注目した。センターラインは梅野隆太郎捕手(31)を中心としたものになるとし、「新しいセンターラインが出来るかもしれない」と予想した。

   打線に関しては「佐藤にしても大山にしても4番を打ったが、チームを優勝させる4番の野球は2人ともできていない」と指摘し、「そうなった時にこの2人を4番にして戦っていくのか、ここ1、2年は外国人の力を借りるような本当に4番を任せることができる補強をして、佐藤と大山を4番に育てていくのか」と語った。

   岡田氏は04年から08年まで5年間、阪神で監督を務め05年にはリーグ優勝を果たした。リーグ優勝に貢献したのが「JFK」と呼ばれたリリーフ陣だ。ジェフ・ウイリアムズ、藤川球児、久保田智之で構成され、それぞれの頭文字を取って「JFK」と名付けられた。

   掛布氏は「岡田監督が一番すごかったのはJFKを作ったこと」と当時を振り返り、「7回、8回、9回を完璧な守る野球を確立して勝った監督。7回、8回、9回を守る野球を徹底して作っていくと思いますよ。それだけのリリーフ陣のメンバーがいる」との見解を示した。

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