広島・佐々岡監督の「後任」誰に? 高橋慶彦氏が持論「緒方孝市か野村謙二郎にやってほしい」

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「佐々岡監督がやった3年間を捨てたらいけない」

   また、次期監督候補にも言及し自身の見解を示した。

「OBを挙げたら大野(豊)さん、達川(光男)さん、金本(知憲)、新井(貴浩)、黒田(博樹)、前田(智徳)。でも俺は緒方(孝市)か野村謙二郎にやってほしいと思う。この2人は走ってきた選手だから。そういう面ではこの2人だな。これから新井、金本というとまたゼロになってしまうので、立て直しが」

   ヘッドコーチには広島時代の後輩で、広島で1軍内野守備・走塁コーチを務めた経験を持つ正田耕三氏(60)を推薦。「攻め方も知ってるし、出てくるのは正田しかおらん。物事をはっきり言う方だから」と説明した。

   投手コーチには大野豊氏(67)と川口和久氏(63)の名を挙げた。高橋氏は両氏について「経験が豊富だからそういう面では伸びていく選手にアドバイスができる。どれだけ引き出しを持っているかがベンチにいるかで全く違うんで」と語った。

   来季は新監督を招いて新たな船出となるが、高橋氏は「佐々岡監督がやった3年間を捨てたらいけない」とし、「残っているコーチがたくさんいるわけだから。新監督になっても3年間やってきた成功例も失敗例もある。何試合か勝てる試合をなぜ落としたかということを他のコーチも考えないといけない」と指摘した。

   そして最後に「佐々岡監督3年間ご苦労様でした。河田雄祐コーチ2年間お疲れさまでした」と両者に労いの言葉をかけて締めくくった。

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