「僕が甘かった」ヒカキン、鬼ごっこ企画謝罪&非公開に 発覚した「不正と言われて仕方ないミス」

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「間違いなく僕でも不審に思っていたと思います」

   当日、ゲーム中盤を超えたあたりからいくつかのアクシデントが起こったという。1つはカメラマンが転倒して負傷したこと。「万が一があってはならない」として医療スタッフと連携し、状況とケガの程度を確認した。転倒でカメラが破損し、映像が撮影できているかどうかの確認も進めたという。

   もう1つは、体調に違和感があるという参加者が出たこと。「何かあったら大変なので、最優先で医療スタッフが現場に向かい、体調の確認や処置を行った」という。両者について、カメラマンは軽傷、体調不良者も回復してゲームに復帰したが、アクシデント対応の結果「中盤に約10分程度、ゲームとしてうまく行われていない時間が発生してしまいました」。

   こうしたアクシデントに際しては「いったん全エリアで全員のゲームを一時中断し、ケガや体調の確認を最優先して、大丈夫だと確認が入った時点でゲームを再開すれば良かった」とマニュアルを用意していなかったことを反省。「鬼ごっこはほとんど成立していないのに、タイマーは動き続けてしまうという曖昧な時間が生まれてしまいました」という。そこで制作スタッフは、全参加者が集まってタイマーが一度止まるゲーム内イベントのタイミングで「やり直しの意図でアクシデント分の10分間を追加させていただこう」と判断した。

   ヒカキンさんもこのやり直しを把握。スタッフらに「時間に関することはすごく重大なことなので、しっかりチャレンジャー1人1人にアクシデントの詳細と、そういった件もあって鬼ごっこが正常に行えなかったということを説明して、納得していただいた上で進めてください」とお願いしていたが、チャレンジャーへの説明なしに時間の追加だけが行われてしまっていたという。

   ヒカキンさんは「正直、このミスを聞いたときは言葉を失いました。もし僕がチャレンジャー側の立場で動画に呼ばれて走っていたら、何の説明もないまま、いきなり10分時間が延びたことになるので、間違いなく僕でも不審に思っていたと思います。ですので、逃げ切る人を意図的に少なくする不正だと言われても仕方のないミスだったと思います」とした。

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