今まで当たり前に使っていた言葉やモノが、自分より若い世代にとっては古いと気づき、切なくなったことはありませんか?
ツイートまとめサービスのTogetter(トゥギャッター)が、Twitter上での「ジェネレーションギャップ」の扱われ方について考えてみました。
「めっちゃ」はすでに時代遅れ...?
ジェネレーションギャップを感じる対象としてよく挙がるのが、言葉遣い。
例えば「ナウい」や「チョベリバ」といった言葉は、時代遅れという認識を持つ人も多いでしょうが、「めっちゃ」についてはいかがでしょうか。筆者自身、めっちゃをめっちゃ使いますが、先日「今の若者は『めっちゃ』を使わない」というツイートが話題になりました。
今時の若者は『めっちゃ』と言わないらしい→「めっちゃ使うよ!」派と『バカ』に置き換わった説、方言では?と分析する皆さん - Togetter
このツイートを見た人たちからは「めっちゃはおじさん用語になったのか...」「マジか(というのも言わないのか?)」「めっちゃめっちゃ使う」など、衝撃を受けたという声のほか「方言なのでは」という考察もあり、さまざまな議論が展開されていました。
一方、世代によって違う言葉遣いを面白がる人もいます。ある会社員が、会議中に上司たちが使う耳慣れない言葉を「おっさんビジネス用語」というビンゴにして遊んでいるという話をツイートし、注目を集めました。
会議中に自作の「おっさんビジネス用語ビンゴ」で暇つぶしする人が面白い!アナタの職場ではいくつ穴が開く? - Togetter
Togetterの取材に応じたビンゴの作者によれば、新卒入社時、会議中に飛び交う「一丁目一番地」「よしなに」といった言葉の意味が分からなかったそう。ところが、それらの言葉を他部署の人も使っていることに気づき、興味を持ったのがビンゴを作るきっかけになったといいます。
「言葉が古い」と敬遠するのではなく、自分なりの楽しみ方で理解しようとする姿勢がとても素敵ですね。同時に、自分では当たり前に使っている言葉でも「理解できていない人がいるかもしれない」と振り返ることも、時には必要かもしれないと考えさせられます。