大手コンビニチェーン「セブン-イレブン」が販売するペペロンチーノからベーコンが消えたと、SNS上で大きな話題になった。
なぜベーコンがなくなったのか。セブン&アイ・ホールディングスに聞いた。
「食べ応え」重視のリニューアル
セブン-イレブン公式サイトによると、2022年9月28日に「あらびきソーセージの麺大盛ペペロンチーノ」が発売される。2本の大きなソーセージとボリューミーな麺の量が特徴的だ。販売地域は、東北、関東、新潟県、北陸、東海、中国、四国、九州だという。
SNS上では、このパスタが話題に。人気商品「麺大盛 ソーセージとベーコンのペペロンチ-ノ」から「ベーコン」が消える――。こうした声が、新商品発売日の9月28日ごろから拡散したのだ。ツイッターでは「ソーセージ増えてるし別に良くない?」という声もある一方、よく購入していたとみられるユーザーからは「俺の大好きなペペロンチーノのベーコンがっ!」「めっちゃお世話になってた、、、ベーコン消えたのはデカイ、、、」と嘆く声もあった。
30日の取材に応じたセブン&アイ・ホールディングスの広報センターによると、商品のリニューアルは適宜実施しており、「あらびきソーセージの麺大盛ペペロンチーノ」は「麺大盛ソーセージとベーコンのペペロンチーノ」のリニューアル品だという。
背景としては「本商品は、もともと『食べ応え』を重視したもので、そういったお客様のニーズを検討した上で、この度、旧商品(ベーコン+ソーセージ1本)から、本商品(ソーセージ2本に変更し、食べ応えを向上)に変更しました」と答えた。価格や麺の重量は変更していないという。
また広報は「セブン-イレブンは地域の味・嗜好や、お客様のニーズに合わせて、ペペロンチーノに限らず、地域により商品規格や品揃えは異なります」と説明している。
なお、公式サイトによれば、近畿地方ではベーコン入りパスタ「にんにく増し大盛ペペロンチーノ」が9月28日から販売されるとしている。