3人組強盗、総額2900万腕時計入りケースの破壊試みる 皇治が情報提供呼びかけ...店に聞く一部始終

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ケースを叩くが、「割れへんなぁ」と関西弁でぼやく

   オーナーによると、9月27日の20時23分ごろに、20代半ばから30代前半ぐらいの男3人が店内に入ってきた。先頭の男は、国際ハッカー集団「アノニマス」の仮面を着けていたという。オーナーが店を出た10分後のことで、店員が1人になるのを見計らったらしい。

   先頭の男は、ハンマーらしきものを打ち下ろしながら、「割れへんなぁ」と関西弁でぼやいていたという。店員が立ち上がって、「おい!」と声をかけると、近づいた黒い覆面の男が「動くな」と店員を制止した。そして、先頭の男は、「また来るわ」と言って、店員を指さしてから店を出て行ったとしている。

   3人は、店の前に止まっていた黒いミニバンに乗り込み、別に待機していたドライバーが車を急発進させて、北の方向に逃げた。店員は、車のナンバーを確認する時間もなかったという。店員がオーナーに電話して110番通報し、オーナーもその5分後に駆け付けていた。

   ショーケース内には、高級腕時計計6点2900万円相当が陳列してあった。ケースは、強化ガラスだったため、時計の被害はなかった。ただ、ケースにひびが入ったため、約40万円の被害が出たとしている。

   店のすぐ近くに、大阪府警の南署があり、大胆な犯行だった。店では、強盗未遂の被害届を出し、南署が捜査している模様だ。

   オーナーは、皇治さんと親しい関係にあり、皇治さんのスポンサーをしている。オーナーが自らのインスタグラムに強盗の件を投稿したところ、皇治さんから「拡散しようか」と連絡があり、オーナーが依頼した。皇治さんの映像投稿後には、8件ほどの情報提供があったとしている。

(J-CASTニュース編集部 野口博之)

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