政治団体「ごぼうの党」の奥野卓志代表が、格闘技興行「超(スーパー)RIZIN」リング上で花束を投げ捨てた問題を謝罪した動画について、ボクシング元日本スーパーライト級王者の細川バレンタインさんが自身のYouTubeチャンネルで激怒した。
「もし許したら、日本はバカ増えると思うから」
奥野氏は29日公開のYouTuber・ヒカルさんの動画に出演し「私がやった行為が、あの場に適切ではなかった」などとして謝罪した。動画では、関係者や視聴者、花束を贈呈するはずだったフロイド・メイウェザー・ジュニア選手個人に向けても頭を下げている。
細川さんは30日「【緊急】おかしい所だらけ。炎上商法が成立し、世の中がバカであふれかえる前に。奥野を許してはいけない理由」と題した動画を公開し、奥野氏を厳しく批判した。
謝罪動画を見たと切り出した細川さんは「俺は、聖人君子じゃないのね。過ちもよく犯す。だから、基本的には過ちを犯した人も、俺は謝罪をしたら許したいと思ってる」とするも、奥野氏の騒動については「でもね、今回のこれは許したらいかんと思う。奥野さんは許されたらいかんと思うよ、マジで」ときっぱり。
「もし許したら、炎上商法が成立してしまうもん。花束を投げ捨てて炎上、注目を集めて謝罪。(花束を投げ捨てるという)愚行は忘れられます、でもごぼうの党は有名になります......。もう、こんなん炎上商法完成やん。もし許したら、日本はバカ増えると思うから、絶対に許さない方が俺はいいと思います」