「なぜ引退するんだ」と不満の声も
日本球界で躍進した李は16年に大リーグ・マリナーズを経て17年シーズンに古巣ロッテ・ジャイアンツに移籍。復帰1年目のシーズンは34本塁打、翌年のシーズンは37本の本塁打を記録するなど打線の主軸として活躍し、6年目の今季がラストシーズンとなる。
「スポーツソウル」は、打撃の主要部門でトップ10に名を連ねている李に対して周囲から「なぜ引退するんだ」と不満の声が出るのも無理はないとし、引退のシーズンにもかかわらず全盛期のような活躍を見せる選手はそういないと指摘した。
ロッテ、巨人、オリックスなどで活躍した韓国の「国民的打者」である李承燁(イ・スンヨプ)でさえ、現役最後のシーズンは135試合に出場し打率.280、24本塁打、87打点だったとしている。
そして李がもう少し欲張るのであれば、「レギュラーシーズンのMVPまでも期待することができる」との見解を示した。