「あいつらが使えねえ」→コンサルから注意も
19年6月19日の日本経済新聞電子版の記事では、入社当初の積極的な改革について「新任の教師のようで、誰も彼も論破して抵抗勢力はバッサバッサと切っていった」と振り返り、自身も「息ができないほど、体調を崩した」と伝えていた。
22年5月22日放送のテレビ番組「グロースの翼~350万社の奮闘記~」(BSテレ東)では、社員に対する「態度」を経営コンサルタントから注意されたことがあると語っていた。
「その方にはじめて15~6年前に会った時に指摘されたんですよ。彼はこう言ったんですよ。『あなたが本気で会社を良くしたいんであれば、社員のことを"あいつら"と言う言い方はやめなさい』と。確かにそういう言い方してたなと。『あいつらが使えねえから』みたいなね。『もうちょっとできるやつはいないかな』とかね、そんなことばかり言ってたんですよ。『それ自体がもう、組織がうまく回らない理由です』と(コンサルから)言われたんですね」
一方で、21年7月20日の日本経済新聞電子版の記事では、採用試験の面接官を担当した新入社員が靴を隠されるなどのいじめに遭っていた際、夕礼で「新人をいじめるなんてどんな会社だ。認識がある社員は出てきなさい」と一喝したというエピソードが紹介されるなど、社員思いの一面も伝えられていた。