「私たちがここ東京にいることは重要だ」 安倍氏国葬「弔問外交」を積極活用した国は

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カンボジア首相はEU大統領に南シナ海問題を提起

   安倍氏が提唱した「自由で開かれたインド太平洋」は、中国の台頭を念頭に提唱された理念。クアッド以外でも、中国への懸念が話題になった模様だ。

   欧州連合(EU)のミシェル大統領はカンボジアのフン・セン首相と会談。カンボジアのニュースサイト「フレッシュニュース」によると、フン・セン氏は、東南アジア諸国連合(ASEAN)と中国が02年に「南シナ海行動宣言(DOC)」を結んで20年になることに言及。DOCは南シナ海の領有権問題について「平和的手段により解決」することなどをうたっているが、実効性がともなっていないことが指摘されている。DOCには、法的拘束力がある「南シナ海行動規範(COC)」策定にも触れているが、成文化には至っていない。こうした状況を踏まえ、フン・セン氏は「DOCの効果的な実行を目指す」ことと「困難があってもCOC実現に向けた交渉を推進する」ことを表明した。これに対してミシェル氏は「率直な会話ができたことと、グローバルな問題について似た見解を持てたことに感謝」したという。

(J-CASTニュース編集部 工藤博司)

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