「もはや最終回のように素敵」
翌日、沖縄の美しい海をともにながめる優子と房子。優子が「色々なことが変わりました。だけど、この海は変わりません」と感慨深そうに言うと、房子は海に向かって歩き出し「ふるさとを知らずに育ち、自分の境遇を恨んだこともある」とした上で、「だけど今は...。ただいま!」と笑顔で叫ぶ。
そうして2人は顔を見合わせて微笑み、今後に想いを馳せるのだった。
ともに戦争で家族を亡くした境遇でありながら、優子は沖縄で4人の子どもたちを女手ひとつで育て上げ、房子は戦後の闇市も含め、料理屋を続けてきた。
そんな2人の女性の生き様がありありと描かれた今回のエピソードに対し、視聴者からは「神回」などと絶賛の声が出る一方で、
「もう遅いんだけど、生まれたときから沖縄にずっといる優子と、沖縄から離れて生きてきた房子のダブルヒロインでドラマ作ればよかったんじゃないかと割とマジで思う」
「今更だけど...本当になんで暢子がヒロインなんだろ? 優子や房子の人生の方がよっぽど朝ドラ向きだし、Wヒロインとして同時進行で物語を進めて最終週で初めて2人が会って終わる方がより朝ドラっぽいと思うが...」
「優子さんと房子さんの並びは本当に良かったな この2人の物語があるからこそのヒロイン暢子なんだよ。 希望の塊だ。 でも暢子はそんな事全然思ってなくて、上世代の物語を背負わされてもいない。 そこが好きだ」
「『優子・房子のWヒロインがよかったんじゃない』って呟き見て今日回の後半観てみたら、ホントそうだった...てか、そうにしか見えなかった... そして、海を眺めながら笑い合う二人がもはや最終回のように素敵だった...」
といった声もあがっている。