お笑いコンビ・ロンドンブーツ1号2号の田村淳さんが2022年9月27日、政治団体「ごぼうの党」の支持者とされる誤った情報にツイッターで苦言を呈した。
支持を表明したことはないと26日に投稿したにもかかわらず、批判の声が止まないとして、「本人談よりWikipedia信じるならこの世はなんとでも情報操作できる」「視野を広く持て」と訴えている。
「本人が支持してないと言ってるのに」
同党をめぐっては、奥野卓志代表が25日に開催された格闘イベント「超RIZIN」の試合前セレモニーで、ボクシング元世界5階級制覇王者フロイド・メイウェザー・ジュニア選手に贈呈するはずの花束を投げ捨てたことが批判を集めている。
ツイッターでは同党を支持しているのではないか、と取り沙汰された芸能人らにも矛先が向く事態となった。
田村さんは26日未明、自身が同党の支持者とされているとしたうえで、支持を表明したことはないとツイートで明言した。「ましてや花束を落とすなんて考えられへん...」ともいう。
田村さんについては6月、ごぼうを画角に収めてYouTube生配信をした際、同党支持を表明したと一部メディアで報じられた。
だが田村さん自身が7月の生配信で、「あれは知り合いの方に『ごぼうを立てて応援してくれないか』と言われて、まさか『ごぼうの党』みたいな政党になると思ってなかった」「僕はどこの政党も支持していると言っていないのに、勝手に取材もなしにごぼうの党を支持してるって言われるのは心外だと思いますね」と否定している。
先のツイートをした9月26日昼、田村さんは「もう拡散されてる誤情報よりも多くの人に届けることはできない なんだよこの世界は...」と絵文字で涙している。
夜の投稿でも、未だに批判が寄せられるとして「なんなんだ!?...仮に支持者であったとしてもお門違いも甚だしい...」と不快感を表す。支持者ではないと重ねて訴え、「こんな事してたらこれから先も支持することはない」とする。
さらに27日未明には「本人が支持してないと言ってるのにWikipediaに書いてるからそうだ!と言ってる奴は頭がおかしいと思う」と投稿。下記のように述べた。
「本人談よりWikipedia信じるならこの世はなんとでも情報操作できる
Wikipediaの情報だけを信じてる奴へ 視野を広く持てパカたれ」